
私には2歳年上の兄がいて、実家の近くに住んでいます。
私の久しぶりの帰省で、兄も実家に顔を出してくれました。
兄は釣が好きで、この日も虹鱒を沢山釣ってきました。
兄は車で来ているのでお酒は飲みません。
私と父だけ一杯やっています。
兄「今日はどっか行って来た?」
私「高原大橋に行って来たよ」
兄「何か変なことはなかったか?」
私「変なことって?」
兄「橋の上にパトカーとかいなかった?」
私「いいや、いなかったけど」
兄「実はあそこは..........」
私「なに?」
兄「自殺の名所になっているんだ」
私「そういえば、橋の真ん中辺りまで歩いてみたんだけど」
兄「どうした?」
私「なんだか急に、橋の下を見たくなって覗き込んだんだよね」
兄「おお!」
私「そしたら欄干が低いんで、なんだか吸い込まれそうな気分になってね」
「そのあと、急に頭が痛くなっちゃったんだ」
兄「呼ばれそうになったんだよ、きっと」
私「あの高さじゃ、落ちたら助からないな」
兄「たまにパトカーが橋の上で止まっているんだよ」
「そのときは飛込み自殺があったと思って間違いないよ」
兄が釣ってきた虹鱒が焼けた
私「兄ちゃん、この虹鱒美味いね!」
兄「今日は疲れたよ。」
「午前中はマス釣りでね、午後は草刈さ」
「今年はあんまりでっかい魚、釣れなかったな」
「ほれ、1日でこんなに日焼けしたぞ」
「普段、座ってばかりだからたまには動かないとな」
兄は半導体関係の設計会社を経営しています。
いわば社長さんです。
太っています(笑)
昔は柔道家でした。
私が空手家
三男が弓道をやっていた。
まあ、『姿三四郎』に出てくる、悪役の桧垣3兄弟みたいなもんだな。
兄弟げんかなんかしたら怖いですよ。
弓で討たれますから
締め技でおとされますから
まあ皆、その道の達人になる頃には、家を出てばらばらですから、
兄弟げんかもありませんでした。
高原大橋の話題はやめましょう、怖いですから。
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